昨日、大切なものがひとつ、僕の手から離れて行きました。
いつでもどこでも一緒だった愛車エリミです。
レッカーの受け入れ先のバイクショップで「修理不能」の判断を聞き、断腸の思いで「廃車」を決めてきました。
心から大好きでした・・・。
去年の5月に一目惚れで購入。
思えば「たった1年」と言う短かい期間でした。
納車の翌日に早速、鎌倉と横浜に出掛けて以来、仕事の行き帰りからプライベートな時間、やがてはエリミに乗る事自体を仕事にしましたので、文字通り“いつも一緒”でした。
そんなエリミを結局ダメにしてしまったのは僕。。。
1年の間に3回の事故、しかも最後の2回はたった3ヶ月の間に起こしました。
1回目は箱根の峠道の曲がりくねったコーナーで派手に転倒(しかも2回)。
2回目は仕事中での「右直事故」
そして3回目は昨日、通勤途中での左折車による「巻き込み事故」です
なんで行っちゃったんだろう・・・。
いつもなら絶対アクセル緩めたはずなのに・・・。
初めての現場に向かう道で、思いの外混んでたから焦ってたのかな?
路側帯を走って、ノロノロと連なる車の列を追い越そうと、アクセル開けて加速した瞬間に突然曲がってきたから避けきれなかった・・と言うのはただの言い訳ですね。
本来走っちゃいけないところを走ってた僕の不注意。
前方だけじゃなく左右もしっかり確認しながら「予測走行」しなかった、いや焦ってそん気持ちの余裕すら無かった僕の落ち度です。
結果、右横を走る車の左前部に接触し、バランスを崩し歩道のガードレールに激突。
その勢いでエリミを飛び越えた僕は、そのまま数回転して歩道へと叩き付けられました。
加速直後でしたから、恐らく速度は瞬間的に50~60㎞位出てたと思います。
病院に来た交通課のお巡りさんが言ってました。
「君のバイクだけど、ガードレールに突き刺さってて、大人3人でもなかなか引き出せなかったよ」
いつもなら絶対そんな速度じゃ通り過ぎないのに・・・。
必ずいつでも停まれるように慎重に走ってたのに・・・。
「魔が差す瞬間」
敢えて言うなら、その瞬間がまさにそうだった気がします。
ハンドルが直角に折れ、ヘッドライトやメーター部分はグチャグチャ、カウルは吹っ飛び見るも無惨、ガソリンタンクは機能を失い、メインフレームもフロントフォークも見事に曲がり、各結合部分が剥がれ、抜け落ち、ラジエーターもベッコリ凹み、剥がれ落ちてました。
「エンジンとリア(後)部分以外はもう使えませんね」
修理する場合、どう少なく見積もっても保険適用限度額以内じゃまず納まらない。
またエリミのパーツ自体、現在はほとんど見付からないし、あったとしても中古のパーツ、他のモデルのパーツを流用する可能性も大きい。
そうするにしても、作業途中で各パーツの相性によっては、部品の変更を余儀なくされるケースも多くある。
それに純正の新しい部品を発注するとなると、それこそ場合によっては数ヶ月待つ事にもなり、保管費用や工賃等で時間が掛かればそれだけ費用もかさばる。
「いずれにしても製造されてから20年経ってますからね・・・」
ショップの店員さんは、迷い続ける僕の気持ちを推し量りながら、ここで修理を強行した場合のその後の「危険」を語ってくれました。
「外見をどんなに綺麗に取り繕っても、中身がボロボロだと・・・」
その言葉で・・決心しました。
もうこれ以上大切なエリミに負担は掛けたくないですしね。
「頑張れ!」って言えば頑張ってくれるヤツですから(*^^*ゞ
だけど、身体の不調を隠しそれを我慢しながら「何かあったらどうしよう」とビクビクしながら今後走り続けるのは、僕がエリミの立場だったら耐えられないと思います。
そして万が一“何か”があったら・・
エリミの嘆きたるや、それこそ筆舌に尽くしがたいものになるでしょう。
(それ位僕の事想ってくれてると信じてますが何か?笑)
最後にエリミの身体に触れながら、今まで一緒に過ごしてきたいろんな思い出を頭の中で辿っていたら、不意にですが泣いちゃいました(*^^*ゞ
「今までありがとな。お疲れ様・・ごめんな」
そっと呟いて最後の別れをしてきました。
願わくば、せめてエリミの元気なパーツが、何処かで誰かの役にたってくれんことを!
今度乗るときも「エリミ」です(^_^)v
因みに怪我の程度ですが、右大腿部の打撲、右膝と右内踝の擦過傷。
左足首の軽い打撲・・以上です。
幸いにも頭はまったく打ちませんでした。
なので事故の状況ははっきりと憶えてまして、それが逆にまた怖いっちゃぁ怖いんですけどね(^^ゞ
ただ、今思いだしてゾッとしたんですが、もしあそこにガードレールが無かったら、間違いなく歩道の端っこに建っていた、コンクリートブロックの塀に、エリミごと頭から突っ込んでいました。。
エリミとガードレールと言うクッションのお陰で、僕は上へ飛ばされて歩道に落ちる事が出来たんです。
ところで、エリミをショップへ持ってきてくれたレッカー屋さんですが、なんとなんとなんと!!
僕が事故に遭った現場を目撃していたそうです@@!?
ガードレールに突き刺さるエリミと歩道に倒れて呻いている僕を横目に車で通り過ぎたんだとか・・・。
そしてもう一つ。
救急車で搬送された病院の電話番号が1117。
・・僕の誕生日です。
これはどう言った意味の巡り合わせなんでしょうか?(笑)
あ!事後報告になりますが、またまた転職しました~(*^^*ゞ