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2007.07.19

余命1ヶ月の花嫁

昨日は横に妹がいると言うのにテレビの前で号泣。。。
その余韻が今も続いてます。

   『余命1ヶ月の花嫁』
~乳がんと闘った24歳最後のメッセージ~

内容
長島千恵さん、24歳。今年4月『イブニング5』のスタッフが彼女に初めて会ったとき、彼女はすでに末期がんに冒されていた。しかし「がんと闘う自分の思いを同世代の人たちに伝えたい」と取材に応じてくれた。
いつも彼女を献身的に看病していたのは、父親・貞士さん。千恵さんはいつか父親と二人で京都に旅行したいという夢を語ってくれた。
もう一人、千恵さんをいつも支えていたのは恋人の太郎さん。太郎さんは病院に泊まりこんで、千恵さんを励まし続けた。しかし貞士さんも太郎さんも、すでに千恵さんの余命が一ヶ月しかないことを知っていたのだ。
そんな千恵さんの夢、それは「ウエディングドレスを着ること」。彼女の望みをかなえるため、友人たちが太郎さんとの模擬結婚式を計画し、4月5日に実行した。そこで彼女は最高の笑顔を見せた。
しかしがんは千恵さんの身体を静かに蝕んでいた。模擬結婚式から一ヶ月後の5月6日、千恵さんは天に召されていった。


東京新聞の解説

↑もうこの番組紹介読んだだけで涙が滲んでくるほどです(T^T)

画面の中の彼女はいっつも屈託のない顔で笑ってました。
途中で彼氏の撮ったプライベートな映像(病室での)も流れてて、そのやりとりがホント可愛くて可愛くて・・。

彼氏に告白されたとき、彼女は「乳ガン」それもかなり進行していると言う診断結果を打ち明け、付き合うのを一度は断りました。
でも彼の「一緒に頑張ろう」の一言でお付き合いが始まります。

乳房切除の時彼女は彼に聞きます。
「おっぱいの無い彼女でもいいの?」
彼は答えます。
「胸が無くても、髪が無くても、千恵が千恵のままなら」

それで病気は克服したはずだったのに・・・

再発した癌の病巣は、彼女の片肺と骨にまで進行し、もはや手の施し要は無く、そして下された診断結果は「余命1ヶ月」

癌の症状も末期になると、その痛みは想像を絶するそうです。
だけど彼女は最後の最後までモルヒネを使いませんでした。

その理由は
「みんなとお話が出来なくなるから・・」

「明日が来ることは奇跡」
「生きてるって事は奇跡。
いろんな人に支えられて生きてるんだよね。
私これで元気になれたらすごい人間になれると思う」

家族がいること、友人がいること、お話しすることも出掛けることも、おいしいご飯が食べられることも、身の回りに起こる全部の事が「幸せ」だと語る彼女の言葉が、日常をただのほほんと生きてるだけの僕には凄く眩しかった・・。

でもそう思える彼女の「生き方」が凄く素敵だと思いました。
そして羨ましくも・・。

そして彼女は逝ってしまいます。
宣告通り1ヶ月後に・・
大好きな彼、大切な仲間達、そして最愛のお父さんに手を握られながら。
「手を握った瞬間に息止めちゃったから・・握るの待ってたのかな?」
そう言って、潤んだ目で微笑んだお父さんの言葉が、凄く切なくて堪らなかったです。
「こんな身体になっちゃってごめんね」
娘からそう言われた時が一番辛かったと、お父さんは後に語ってました。
「一日でも長く話していたかった」
それまで笑顔しか見せてなかった彼が、大粒の涙を流しながら言った言葉が切なくて悲しくて・・・。

「治ったら何がしたい?」
と言うインタビューにこう答えてました。
「家に帰りたい。みんなを安心させてあげたい」

番組の最後に彼が撮った病室での彼女の姿が流れます。

彼「元気になったら何がしたい?」
彼女「外に行きたい。こんな東京の外だけど風が吹いてきて気持ちいいんだよ」

その直後の言葉で僕は号泣しました。

「風って気持ちいいんだよ?

 知ってる?」

その悪戯っぽいあどけない顔は、まるで、自分だけが知っている秘密を言いたくて言いたくてしょうがない、そんな子供の瞳の様な輝きに満ち溢れてました。

風って気持ちいいんだよ?

知ってる?

どんなに高名な脚本家でも、詩人でも、哲学者でも、ヒット作量産のソングライターでさえも、この誰にでも言える、何処にでもある、誰もが使ってる簡単な言葉に、これほどまでの衝撃と感動は込められないでしょうね。

風が気持ちいいなんてすっかり忘れてました。
風を感じる事の出来る人生が「幸せ」なんだって事も・・。

でもそれ程悲しくて切ない番組なのに、見終わった後に残った余韻は「笑顔」です。
「頑張る。大丈夫」と言い続け、最後の最後まで治ることを信じ、戦い続けた千恵さん。

「病院で何してるの?」
彼が聞きます。

「生きてる!」

とびっきりの笑顔で元気いっぱい微笑んでました。

それは今からほんの2ヶ月、ここ東京で起こった本当の物語。

安らかに、そして、あの悪戯っぽい笑顔を「今もどこかで」きっと振りまいているんでしょう。

その身体いっぱいに風を感じながら。
ね?(^_-)-☆

一分一秒生き抜くぞ!

※ちなみに千恵さんmixiやってたんですね。
まだ残ってるので見に行ったんですが(当然僕からは公表しません。←自力で探しまし出しました)、最後の日記と彼氏からの最後のメッセージ読んでまた・・(T^T)

「みなさんに明日が来ることは奇跡です。
それを知ってるだけで、日常は幸せなことだらけで溢れてます。」

↑千恵さんの最後の日記に書かれていた言葉です。

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Comments

私も チラッと 見てたんだけど 辛くて 最後まで 見る事 出来なかった(>__<)

Posted by: 友 | 2007.07.20 at 01:20 AM

〆友よ
そうなんだ・・(T^T)

それはそうと千恵さんの日記へのコメントの数が半端なく凄い!
みんなそれぞれに「明日への勇気」を貰ったみたいだよ(^^)
残念な結果にはなっちゃったけど、残してくれたものは掛け替えのない大きなものだったから、凄く語弊のある言葉なのかも知れないけど、ある意味「ハッピーエンド」だと思うな。
だって思い浮かぶのは「笑顔」ばっかりだもん。
こんな形の番組では凄く珍しい余韻だよ。

だから俺も頑張る!
君も頑張れ!!

明日が来るのは「奇跡」なんだもん♪

Posted by: がさ | 2007.07.20 at 12:29 PM

名古屋地区は10月8日に放送されました。
最初の部分は見れなかったのですが、結婚式をやってもらった時、千恵さんは嬉しそうにしていて涙がなかったのは生きる信念の強さを感じました。
お父さんも妻と娘をがんで亡くし本当に気の毒でしたが、彼氏や友達によくしてもらって亡くなったので、やるだけのことはやったという感じでしたね。

Posted by: きたむら | 2007.10.08 at 08:33 PM

きたむらさん
コメントありがとうございます
僕はその再放送を見て、またまた号泣しました。。。
それも放送開始直後の結婚式のシーンからです。

一回目よりも更に更に、深く胸に迫るものがありました。

今を精一杯生きなきゃですね(^^)

Posted by: いのうえ | 2007.10.11 at 08:54 PM

仕事で街を歩いていても、家路に帰る電車の中でも、ご飯を食べているときでも布団に入っているときでも、ちょっと思い出すと涙が止まらない。
自分も「風って気持ちよいんだよ、知ってる?」の言葉で体から血の気が引き、男ながら延々と泣いてしまいました。
死に急ぐ人が多い世の中で、1回でもあの番組、あの千恵さんの姿を見せたいです。
千の恵み・・・もうたくさんの人がいっぱい受け取ったと思います。

Posted by: としゆき | 2007.10.23 at 02:32 PM

としゆきさん
コメントありがとうございます

「同じ苦しみを背負う人達の力になりたい」
そう言って千恵さんは自分から局に話を持っていったそうですね。

あの日から僕は、風や空や花に話しかけてたりします^_^

共に生き抜きましょう!

Posted by: 井上 | 2007.10.24 at 10:55 PM

そうですね。
ちょっとしたことで愚痴ったり、嫌な顔をしている自分が恥ずかしく思います。
あの状況が仮に自分だったら、我侭し放題で周りにかなりの迷惑をかけていると思う。
生きることの素晴らしさ、真の心の強さ、そして周りの人や自分を大事にする気持ちを教えてもらいました。
でも、やっぱり悲しいですよね。
また涙が出てきました・・・。

Posted by: としゆき | 2007.10.25 at 03:20 PM

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